出展者情報

卯根倉鉱業・岡山大学

2015年8月9日 日本経済新聞電子版から
東京電力福島第1原発事故で放出された放射性セシウムに汚染された畑などに、硫酸鉄塩の一種「中和シュベルトマナイト」を施用すると、土壌から農作物へ放射能移行、吸収される放射性セシウム量を半減できることを、岡山大大学院の石川彰彦准教授(医薬品化学)らのチームが見出した。チームは、原発事故で営農が困難となった耕地などで活用できるようにしたい、としている。

出展内容の分類

  • 農林漁業
  • 震災復興

企業情報

担当部署 岡山大学大学院教育学研究科 有機化学研究室
住所 〒700-8530
岡山県 岡山市北区津島中 3丁目1番1号 教育学部棟
電話番号 086-251-7639
e-mail teruhiko@cc.okayama-u.ac.jp
英文社名 UNEKURA・OKAYAMA UNIV.

環境に配慮しているポイント

  • 製造過程で必要なエネルギー・水資源を削減
  • 使用時に低公害・低エミッション
  • 製品・サービスの機能が環境を改善
農作物への放射性セシウム移行を低減可能な技術を開発
鉱山跡地等の水質保全処置の際に産生する。酸性のため、石灰で中和した「中和シュベルトマナイト」
「中和シュベルトマナイト」は景観レンガにも利用可能、経済産業省中国経済産業局でも紹介されました(キーワード:黄福レンガ)

事業内容

【本文中の敬称略】
柵原鉱山の抗廃水処理過程から産生する中和シュベルトマナイトについては、平成20年から農業用資材として開発を進めており、同年水稲パレット試験結果から自然界に存在するヒ素を吸着する効果が確認された。平成24年から農業用資材として販売しており、平成25年、公益財団法人岡山県産業振興財団から岡山大学産学官連携機構へ、卯根倉鉱業株式会社の紹介を受け研究連携を開始した。岡山大学は、岡山県と美咲町、及び卯根倉鉱業株式会社の協力のもと、同年福島県福島市においてパレット試験を行ない、植物への放射性セシウム移行抑制効果を確認した。平成26年1月、特願2014-016438「放射性セシウムの植物移行抑制剤及びその製造方法、並びに植物の生長方法」を出願。平成26年には福島県において、岡山県補助金によりフィールド試験を開始し、同年7月福島県農林水産部農林地再生対策室にて、岡山県補助金を使用しての試験内容について説明し、平成27年1月、成果報告を行なった。
本年5月、福島県農林水産部農林地再生対策室に伺い、引き続き福島県で放射性セシウム移行抑制試験を、特に大豆での移行抑制について、中和シュベツトマナイト施用による検証試験を実施することを説明し、また本年度から新たな地元協力者である、福島県飯館村 菅野元一(育種家)から頂いた「イータテベイク」を用いた放射性セシウム移行抑制試験も開始した。岡山大学においては、中和シュベツトマナイトのセシウムイオン吸着機能について確認しているが、より詳細な放射能移行抑制メカニズムの解明について検討を続けている。
中和シュベルトマナイトを使用した農業資材は中四国地域で既に販売されておりますが、まだ量販製品にはなっておりません。製品についてご相談は出展会場の現地スタッフにお問い合わせ下さい。

平成26年度福島県内で実施された放射性セシウム移行抑制試験には農林水産省 中国四国農政局 消費・安全部 安全管理課、木幡浩岡山県副知事(当時)、岡山県産業労働部産業振興課、岡山県産業振興財団、岡山県久米郡美咲町役場 定本一友町長、産業課、卯根倉鉱業株式会社、中国生科研株式会社、福島県農林水産部農地再生対策室、福島市農政部農政課、福島県福島市 齋藤武志(専業農家)、駒林いく子(地元協力者)、宇川進(農業技術者) 以上の方々及び関係者の方々のご協力を頂き実施することが出来ました。この場をお借りして心より感謝申し上げます。

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