年々出展企業や来場される方々が増えていく中、できるだけ環境に負荷をかけない展示会とするため様々な取り組みをしています。
展示会で排出されるCO2の排出量を会場・来場者・出展者・主催者4方向からデータを算出し、定量的に評価します。
政府の国内クレジット制度を利用して432トンのCO2をオフセットしています。
オフセットするCO2量は、エコプロダクツ2010において主催者が行う活動(予定を含む)に基づき算出した、主催者によって排出されるCO2量としています。
国内クレジット制度の詳細は、下記をご覧ください。
http://jcdm.jp/
出展者に環境配慮した展示ブースの設計を行っていただくために、一般的な展示ブースの構成要素を7項目に分類したガイドラインを設定しております。ガイドラインでは可能な限りリース・レンタルシステムを使用し、新規に製作する場合もエコ素材の使用を推奨します。
また全出展者からこのガイドラインを基準としたチェックシートを提出をしてもらい、そのポイント数や自社の環境配慮点等を評価することに加え、デザイン性やわかりやすさなども考慮し、「エコ&デザインブース大賞」を表彰させていただきます。
やむを得ず廃棄する展示装飾物などのマテリアルを主催者で一括回収し、再資源化(一部サーマルリサイクルを含む)を行います。参加出展者には処理終了後にリサイクル証明書を発行し、リサイクル方法やリサイクル先を報告します。
主催者テーマゾーンほか、希望者が有料で使用する「エコパッケージブース」では、原材料の一部に再生ポリエステルを使用したリサイクルパンチカーペットを採用します。
場内のゴミは11分別し、ゴミの量を計量、運搬しやすいように圧縮して再資源化しています。
出展者の搬入・搬出に使用した段ボールもリサイクルします。
主催者は会期中に多量に出るお弁当箱の空き箱のゴミを削減するために、リターナブル容器を使用したお弁当を利用します。出展者の皆様にもリターナブル容器のお弁当の利用を推奨します。また、会場内でもエコ弁当の販売を行う予定です。
来場事前登録者の入場証をバーコード化し、来場事前登録者の携帯電話に送信します。携帯電話に保存されたバーコードを専用リーダーにかざしていただくことで、スムーズにご入場いただけます。
本展テーマゾーン及び出展者ブースで配布するチラシやパンフレットなどの印刷物の削減を目指し、電子データ化した資料のダウンロードサイトのURLをPCのメールアドレスに送信します。
ポスターやチラシなどの印刷物は、リサイクルペーパーや、FSC認証紙などを用途に応じ使用し、水なし印刷なども可能な限り利用します。
来場した小中高生から寄せられた「エコプロダクツ展が、より環境に配慮した展示会になるためのアイデア」の中から、「自分に必要ないモノはいただきません。という意思表示のマークを、会場内でつけて帰りに返却する」提案を今年も採用します。
本イベントで使用する電力140,000kWhは風力、バイオマス、太陽光発電による自然エネルギーでまかないます。
主催者テーマゾーンほか、希望者が有料で使用する「エコパッケージブース」では、消費電力が少なく、寿命が長いLEDランプを使用したスポットライトを採用します。